第62話:証-アカシ-|あらすじネタバレ【ヒメゴト〜十九歳の制服〜6巻】

第62話:証-アカシ-|15歳の価値、それはとても高く尊くて…【ヒメゴト6巻】

<ヒメゴト〜十九歳の制服〜>6巻収録話

 

第61話 過去-カコ-
第62話 証-アカシ-
第63話 鏡-ワタシ-
第64話 殺-コロス-
第65話 制服交際-セイフクデート-
第66話 過失-カシツ-
第67話 悦-エツ-
第68話 後回-アトマワシ-
第69話 連夜-レンヤ-
第70話 志操-シソウ-
第71話 比重-ヒジュウ-
第72話 駆引-カケヒキ-
第73話 迎-ムカエルトキ-
第74話 錯綜-サクソウ-

 

<第62話:証-アカシ->あらすじネタバレ
高校生になった未果子は相変わらず、中学の元担任との関係を続けていました。

 

最近はホテルでエッチをした後はお金をもらうようになって、まるで買春しているみたいだという元担任。

 

でも彼はその事実を認めたくはないようで、俺たち付き合っているよなと念を押してきます。

 

未果子はそれを否定しませんが、心の中ではいつもうすら笑っていました。

 

だって、誰が見ても明らかに買春でしょうが!

 

しかも彼女は他にも関係をもっている男性がいて、稼いだ金でオシャレを楽しんでいるのです。

 

高校ではすっかりオシャレさんとして有名になった未果子、可愛いねと褒められるのが自慢でした。

 

でも、時には彼女の家の事情を知っていて小馬鹿にしてくるやつもいます。

 

それでも自分には価値があるから大丈夫だと思っていたのですが…。

 

ある日を境に元担任からもらえる金額が少なくなりました。

 

安月給だからという理由でしたが、未果子からすれば自分の価値を否定されたような気がしたのです。

 

不満を覚えた彼女、帰り道に憧れの清花女学院の生徒とすれ違います。

 

その学校は地元では有名な高校で、学力よりも家柄が重視されるようなお嬢様学校。

 

未果子もそこに行きたかったのですが、家庭の事情もあり叶いませんでした。

 

ここで彼女は考えます。

 

清花女学院の制服を身につけるだけで、自分の価値は跳ね上がるのではないかと?

 

予想は見事に的中!

 

15歳で清花女学院というだけで客は喜んで彼女を買うようになりました。

 

自信を取り戻した未果子は元担任と別れ、15歳の自分に価値を見出してくれる男の相手をすることに。

 

自分の価値はこの制服が証明してくれる

 

これを糧に彼女は今日まで15歳として生きてきたのです。

 

未果子が制服を着る理由がやっと判明しました。

 

そしてこれからも彼女は15歳として生きていくのでしょう、バレてしまうその日まで…

 

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